景観プロジェクト

青山通り

街路景観の維持管理のためのルールづくり

「青山通りと街並みの景観を考える会」によるアンケート(2004年12月)

良好な街路景観を維持していくためには、道路管理者と沿道関係者との一体的な協力関係が求められます。そこで、「青山通りと街並みの景観を考える会」では、以下の街路景観の維持管理のためのルールづくり等に関して、沿道の方々の意向をアンケートにて確認しました。

選択肢
1.必要であるし、自らも守りたい  2.必要と思うが、守れない  3.必要とは思わない  4.分からない

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各種ルール(設問@〜G)について、「2」(ルールは必要と思うが守れない)または「3」(ルールは必要とは思わない)を選択した理由の多くは、看板などの商売上の必要性、駐車・駐輪スペースがないこと、デザインは店舗の自由に任せるべき、店舗の個性を失う、コストがかかる、などでした。

【図版】

また、上記ルール等を自主管理するための沿道ボランティア組織の設立(設問H)については、時間がない、人手不足、といった理由が多くを占めていました。

渋谷・青山景観整備機構によるアンケート(2005年9月)

青山通りが本当に魅力ある街路に生まれ変わるためには、修景工事に合わせた統一的な沿道のルール作りが必要です。事実、銀座通りや表参道など来街者からの評価の高い街路では統一ルールをつくり、それを沿道の地権者やテナントが守るようにしています。同様に、青山通りの場合も統一ルールを『協定書』として成文化し、遵守していくことがひとつの目標となると、当機構では考えています。 そこで当機構では、「青山通りと街並みの景観を考える会」によるアンケート結果を踏まえて、2005年9月、同じく沿道の方々を対象に、『協定書』の具体化に向けたアンケートを実施しました。

【質問1】
沿道の『協定書』を作成し、遵守することの賛否について、ご回答ください。
賛成である 反対である 無回答
93% (200票) 7% (15票) 0% (0票)
【質問2】
以下の項目は、青山通りの統一ルールとして、いずれも過去に実施したアンケートで皆様から多くの支持を受けたものばかりです。今回、さらに具体的な表現としましたが、それぞれを沿道の地権者やテナントが共通して守るべき『協定書』に盛り込むことの賛否について、項目ごとにお答えください。
 『協定書』に盛り込むルール賛成反対無回答
1 法に従い、歩道上には看板・旗・大型ゴミ箱・ベンチや商品などを一切置かない。 72% 25% 2%
2 来街者や十行には歩道上に違法にバイクを停めることのないよう、現場で注意・警告すると同時に、従わない場合には警察署などにすみやかに通報する。 81% 14% 2%
3 歩道上に違法な放置バイクを発見した場合には、警察署などにすみやかに通報し、撤去などを依頼する。 89% 8% 3%
4 歩道上で違法なキャッチセールスや露天販売、屋台営業が行われることのないよう、現場で注意・警告すると同時に、従わない場合には警察署などにすみやかに通報する。 93% 5% 2%
5 自らの店舗・事務所前の歩道の清掃は、毎日励行する。 93% 5% 2%
6 深夜営業店・ファーストフード店に関しては、店舗の前と左右10mの歩道の清掃を毎日励行する。 90% 8% 2%
7 青山通り一帯の建築物については、風俗営業・パチンコ・ゲームセンター・場外馬券売り場・カラオケ専門店・マンガ喫茶などの用途に供することを禁止する。 86% 11% 3%
8 青山通りに面した1階部分の店舗は透視シャッター等を用い、閉店時でもウィンドウショッピングができるようにする。 67% 26% 6%
9 同じく1階部分では、平野シャッターでカバーするなどして駐車場を露出しない。 79% 13% 8%
10 沿道建築物の外壁のデザイン・色彩、広告・看板(含、屋上部分)、照明などについては別途ルールを定め、それに従うものとする。 66% 27% 8%
11 沿道建築物の高さや外壁の位置(セットバック)については、できるだけ揃えるために別途ルールを定め、それに従うものとする。 71% 23% 6%
12 上記項目のうち、条例や地区計画などで法的な強制力を持たせることができるものについては、早急に手続きを開始するよう、関係各所に要請する。 85% 10% 5%

「街並み協定」の実現に向けて

以上のアンケート結果を踏まえて、当機構では青山通り「街並み協定」の作成・合意に向けた検討を行っています。

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